- 人に嫌われている気がする。
- 人に避けられるようになった気がする
- 人が集まってくるような人になりたい
実は、世の中には「どんな人でも不快になり、嫌われてしまう話し方」が存在します。
しかしこの記事を読めば、好印象を持ってもらえる話し方ができるようになります。
なぜなら、私自身が話し方を見直すことで、話しかけてもらえるくらい好印象を持ってもらえるようになった方法を紹介するからです。
いまでは「第一印象がピークだよね笑」と言われるほど (褒められてはいません...笑)。
そこでこの記事では、人が不快になる7つの特徴と話し方、嫌われないようにする対処法を紹介します。
この記事に書いてあることを実践すれば、自然と人が集まってくるコミュニケーションができるようになりますよ。
嫌われる人の特徴 (印象)
そもそも、会話の内容ではなく外見や表情といったところが嫌われる原因かもしれません。
以下の2つに当てはまると、どんなに話し方を見直しても嫌われるので、まずはじめにチェックしてください。
嫌われる人の特徴 (印象)
- 無愛想 (笑顔・目線・声音)
- 清潔感がない
無愛想 (笑顔・目線・声音)
無愛想だと人から避けられます。
具体的には笑顔がなく、目線も合わせず、元気がさそうな声のトーンなどです。
なぜなら人は、楽しそうでない人とわざわざ話したくないから。
私には無愛想な後輩がいました。(血液型で人を語るのはよくないかもですが) 典型的なAB型って感じで、気まぐれな性格。
時々笑顔があるものの、彼の気分が悪い時は目を合わせてくれませんし「私のこと嫌いなのかな?」と思うくらいの、低くて暗いトーンで返答がきます。
同じ仕事を担当していたので業務連絡はしていたのですが、業務連絡だけで関係を深めようとは思えませんでした。
このように無愛想な人とは関わりたくないと思われるので、人から避けられるようになります。
とはいえ、笑顔、目線、声のトーンすべてを実践というのは難しいですよね。
だから最初は笑顔か目線だけでも意識してみてください。それだけで相手はグンと話しやすくなります。
「あの人は話しやすい」と思ってもらえれば、自然と話す機会が増えてきます。
清潔感がない
清潔感がない人も嫌われます。
なぜなら人の第一印象の50%以上は、視覚情報で決まるからです。(メラビアンの法則)
私は塾講師をしていたのですが、髪の毛にフケがたくさん付いてる子がいました。頭を搔くとフケが机にボロボロと落ちて、見てるだけでもゾワゾワします。
ぶっちゃけると、近づきたいとも思えませんでした...。
とはいえ、人は外見じゃない!中身だ!という意見もわかります。
だからせめて、「生理的に無理」と思われない最低限の身だしなみを整えましょう。
次に、嫌われる5つの話し方について紹介します。
嫌われる特徴 (話し方)
無愛想や清潔感は、短期的に避けられないようにするために気をつけるべきポイントです。
しかし中長期的に嫌われるかどうかを決定するのは、「話し方」が80%以上を占めます。
そんな嫌われる話し方は、大きく5つあります。
嫌われる5つの話し方
- 否定語を使う人
- 相手の話を奪う人
- 話をまとめようとする人
- マウントを取る人
- ありがとう・ごめんなさいが言えない人
- 人の悪口を言う人
否定語を使う人
否定語から入る話し方は最も嫌われます。
具体的には「でも、だって、どうせ、けど」などが挙げられますが、否定語なら例外なくアウト。
なぜなら、話を否定された相手は「私の話には価値がないんだな」と思ってしまうからです。
自分の話を否定してくる人とは関わりたくありません。
こんな話し方をしてたら注意!
・話のはじめがいつも否定語
「いや、でも、だって、けど」
→否定語を使ってしまっている自分にまずは気づきましょう!
相手の話を奪う人
「相手の話を奪う人」も典型的な嫌われる話し方。
人は本来”話したがり”です。
だから話を奪われると「話したいことを全部話せなかったストレス」が生まれます (カタルシス効果や自己効力感)。
例えば私の知り合いに否定語づかいがいます。「〇〇って映画おもしろかった!」って話をしていると「あ、それ私もみたみた、面白いよね。その時友達と言ったんだけどさ、映画館の物販で10,000円も使っちゃって〜」などと、とにかく話したがり。
私としては、どんな所が楽しいって話をしたかったのですが、そんなふうに話を持ってかれると口を開くタイミングを失ってしまいます。
このように、話を奪われると、話せなかったストレスを感じてしまうので、話を奪う人とは自然と会話をしなくなっていきます。
こんな話し方をしてたら注意!
・相手が話している時に「私も〜」「俺も〜」と話し出しちゃう
→あなたが話し出すことで、相手が話せなくなってないか要チェック
話をまとめようとする人
意外と多いのが「話を要約する人」で、これも嫌われる話し方。
「話を奪う人」と似た理由で避けられます。
「話したいことを全部話せなかったストレス」が生まれるからですね。
一通り話を聞いた後に「楽しかったようでなにより」などと会話をまとめちゃう人です。このような「話のまとめ」は、相手がもっと話したくても話せない空気を作ってしまうので、会話が一気に盛り下がります。
このように、相手の話を広げようとしない要約マスターになってしまうと、相手に避けられるようになります。
こんな話し方をしてたら注意!
相手の話を要約しちゃう
→もっと話を聞く余地がありませんでしたか?
マウントを取る人
「マウントをとる話し方」もありがちな嫌われる話し方。
マウントを取られると、なんとなく嫌な感じがしますよね。
マウントで嫌な気持ちになるのは”「あなたは私より劣っている」ことを主張し、劣等感を与えてくる人であるから”だと私は考えています。
劣等感を与えてくる人と話したいとは思えませんよね。だから、マウントを取る人は避けられてしまいます。
こんな話し方をしてたら注意!
・専門用語ばかりを使ってませんか?
・相手に「〇〇ってどういう意味」ってよく聞かれてませんか?
ありがとう・ごめんなさいが言えない人
「ありがとう・ごめんなさいを言えない人」も嫌われやすい話し方。
特に「ありがとう」を言うことは重要です。
どんな些細なことでも、時間を使ってくれたのは事実ですよね。
それをさも当然のように受け取られては、いくら心が広い人でもモヤモヤが溜まっていき、いずれあなたから離れていく理由となります。
また、「ごめんなさい」が言えることも重要。
「俺は悪くない、すべてあなたが悪い」と言ってくる人とは関わりたくないですよね。
「ごめん、今回は私にも悪い点があった」と言ってくれる人の方がよっぽど好印象です。
だから、ごめんなさいを言えないことも避けられる原因になります。
人の悪口を言う人
もしあなたが悪口を言えば、あなたと相手との関係は簡単に崩壊します。
なぜなら「ある人の悪口」を誰かが話すと、話し手がその特徴を持っていると、人は勘違いするからです。(自発的特徴変換)
例えば「Bさんは不潔だ」とAさんが悪口を言っていたら、脳は無意識に「Aさんが不潔」と解釈してしまいます。
私は「Jくん」と仲が良く「Jくんは遊び人だ」という悪口を聞いたことがあります。しかし、Jくんへの印象はほとんど変わらず、友達関係に影響はありませんでした。
しかし、その悪口を言った人に対するネガティブなイメージが、今でも頭から離れないんですよね。「裏で自分のことも言われているんだろうな」と思うこともあります。
このように人の悪口を言うと、悪口を言った人の印象が悪くなります。
とはいえ「軽い愚痴」はストレス解消や相手との関係を深める上では重要です。(ハイダーのバランス理論)
だから悪口を言う際は、言葉を選んでカラッと悪口を言うのがベスト。
ネチネチ言い過ぎないことや、相手との関係性も考慮にいれて話せるようになると、上手に悪口をいえるようになりますよ!
嫌われる特徴(話し方)を回避する5つのチェックポイント
上で紹介した嫌われる話し方を中心に、あなたの話し方を見直すためのチェックリストと、簡単な対処法を紹介します。
普段の会話で、紹介する5つの話し方になっていないかチェックしてみてください。
今すぐできるチェックポイント
- 相手が発言したあとに、否定語を使ってないか
→否定語を使っていることに気づく。言いそうになったら口を閉じて違う言葉にチェンジ! - 相手が話した後に「私も/俺も〜」と話し出してないか
→相手の話を最後まで聞く!聞くためのテクニックは「傾聴テクニック6選」を参考に。 - 「俺/私なんかさ〜」「そんなの大したことないよ」と言ってないか
→相手の苦労話にはとにかく共感。共感的な会話にたくさん触れられる「会話が途切れない!話し方66のルール」がオススメ。 - 相手に「〇〇ってどういう意味?」と質問されてないか
→中学生が聞いてもわかるか?を意識するのが大切。とくに得意分野や専門分野! - ずっと話していませんか?
→人は話を聞いてもらいたい生き物。聞く、は円滑な人間関係の必須科目です。
あなたは嫌われている人か?確かめる方法
あなたが嫌われている、避けられているかを見極めるためには大きく2つのポイントに着目すると判断できます。
嫌われているかを確かめる2つの方法
- コミュニケーション中の仕草や態度をみる
- 食事や遊びにあなただけ誘われない
コミュニケーション中の仕草や態度
以下のような会話中の仕草が見られれば、あなたは嫌われているかもしれません。
- 相づちが適当
- 質問がない
- こちらに目線が向いてない
- 作業しながら聞いている
なぜなら、嫌いな相手の話を熱心に聞かないからです。
私の友達に、コミュ力の塊みたいな女性がいます。
そんな彼女でも、彼女が苦手な人に対しては「へー。それはすごい。ふーん」といった適当な相づちを打ち、目線はPCと相手を行き来しながら会話をしていて、会話を盛り上げようとする気がサッパリ感じられません。
それはもう悪寒を覚えるほど興味がないのがわかります。
とはいえ、急ぎの用事があって相手の話を聞けないこともありますよね。
だから「毎回」いま紹介した4つの態度が見られたら、嫌われている可能性があると考えましょう。
あなただけ誘われない
遊びや飲み会にあなた「だけ」誘われない場合は嫌われている可能性があります。
なぜなら話し方に問題のある人が居るだけで、場が冷めるから。
私が大学生の時に、否定ばかりする知り合いがいました。「将棋って楽しい」といったら「いやでも楽しいだけじゃないですよ」、「就活は辛い」といったら「まぁでも将来のためなんで」といった具合。
正論ではあるんですが、否定ばかりされると話したくなくなるので、自然と会話を避けるようになりました。他の人にも同じ態度だったため、全体的に敬遠されていました。
その結果、飲み会の誘いをする時は、あえてその人だけいない時だけ話すようになったんですね。
このように、もし嫌われている場合は飲み会や遊びに誘われない場合は、嫌われている可能性があります。
まとめ
嫌われる話し方は、大きく5つ
- 否定語を使う
- 話を奪う
- 話をまとめる
- マウントを取る
- ありがとう・ごめんなさいが言えない
この記事の内容を実践すれば、嫌われたり避けられることが激減します。
冒頭にも述べたように、嫌われるかどうかは「話し方」が8割を占めます。
逆に、紹介したような嫌われる話し方さえ回避すれば、自然と人が集まるような想像以上のリターンがあります。
次に「コミュニケーションをとれるようになる15のテクニック」をチェックして、コミュニケーション改革のヒントにしてみて下さい!