コミュニケーションが苦手となる原因4つと、コミュ力の向上方法2選

なにげない会話が苦手

会話で緊張しちゃう

話しかけるなんてぜったい無理!

この記事では、そんな悩みを解決できます。

コミュ障すぎて友達が0人だった高校時代を乗り越え、いかなる人間関係にもなじめるようになった私が、コミュニケーションが苦手になる原因と克服方法を紹介するからです。

そこで今回は、コミュニケーションが苦手になる大きな原因4つとそれぞれの克服方法、さらにコミュニケーションへの苦手意識を長期的・根本的に克服する方法を紹介していきます。

この記事を読み終えたころには、コミュニケーションへの苦手意識に対する対処法と、根本的に解決するために何をするべきかがわかるようになります!

コミュニケーションが苦手な原因と克服する4つの方法

コミュニケーションが苦手になる原因は、義務感、自己嫌悪、意思疎通、"話す話題がない"という4つのハードルがあるからです。

コミュニケーションが苦手になる4つの原因
  • 相手にどう思われているかを気にしすぎ
  • 人が不快になる話し方
  • 国語力の不足
  • コミュニケーションの目的を意識してない

克服方法と合わせてお伝えしますね。

相手にどう思われているかを気にしすぎ

コミュニケーションに苦手意識を感じる人の原因の多くは、相手にどう思われているかを気にしすぎているからです。

相手にどう思われているかを気にしすぎていると、コミュニケーションに義務感が生まれ、めちゃくちゃ疲れます。

例えば一般的に、沈黙を苦手とする人は多いです。この原因の一つは「気まずい雰囲気...どう思われたかな」「つまらない人って思われたかな」などと、相手にどう思われているか?を意識しているからです。

すると「沈黙を作ってはいけない」「ずっとしゃべってないと!」といった義務感がうまれてしまい、コミュニケーションに対する心理的なハードルが爆上がりします。

このように「相手にどう思われているか」を想像しすぎると、コミュニケーションに義務感が生まれるため、”コミュニケーションが大変=コミュニケーションが苦手"という気持ちが育っていきます。

とはいえ「相手はそこまで気にしていないから、気にしないでOK」なんて言われても「そう簡単に切り替えられるならコミュ障にはなってません」というのがホンネですよね (当時の私です)。

そのために、相手の目を気にしないメンタルをつくる2つの方法を伝授します。

1つ目は、自己肯定感を高める方法。細かなことや失敗を気にしないメンタルが鍛えられるからです。

2つ目は、人から好かれるコミュニケーション能力を鍛える方法。「(超ずうずうしいですが) 相手は私と話していて楽しいはず」といった自信がつくからです。

のちほど「自己肯定感を高める」と「人に好かれる会話力を身につける」で紹介しますね。

人が不快になる話し方

コミュニケーションがうまくいかない原因の2つ目に、あなたが相手を不快にする話し方をしている可能性もあります。

なぜなら、不快感を与えてくる人とは人は話したくないから。

例えば、話している時にずーっと不機嫌そうな人、あいづちしてくれない人など。

同じようにあなた自身も、不快感を感じさせるような話し方を無意識にしている可能性があります

もしあなたの話し方が相手を不快にしている場合、相手は会話を続けたくないので、会話を避けるようになります。よほど鈍感でなければ、あなたは避けられていることに気づき自己嫌悪に陥ります。

自己肯定感の低下はコミュニケーションの大敵なので (後述)、コミュニケーションがどんどん苦手になっていきます。

「嫌われている」「冷たい態度を取られる」といった経験がある人は、「嫌われる話し方7選」をチェックして、あなたの話し方に問題はないかを確認してください。

国語力の不足

国語力が低いと、コミュニケーションに苦手意識を感じる原因となります。

なぜなら、相手との意思の疎通が難しくなるからです。意思の疎通が難しいと、コミュニケーション自体が大変になるので、苦手意識が生まれてしまいます

私は大学生のころ、留学生とペアを組む授業がありました。「こそあど言葉」が多く、助詞の使い方にもかなりクセがあって、10秒もあれば済むような会話でも、理解するのに5分かかりました。

そもそも母国語が違うのは極端なケースですが、たとえば小学生とのコミュニケーションなど、日本語レベルに差があるとコミュニケーションそのものが難しくなります。

このように国語力の低い人は意思疎通がスムーズにできず、自分にとっても相手にとっても会話するのが大変なので、コミュニケーションが苦手になる原因になります。

こういった方は、共感力を高める方法 で紹介する本の読書を強くお勧めします。共感力も手に入って国語力も鍛えられて一石二鳥です!

目的を意識してない

「なにげない会話が苦手」「自分から話しかけられない」と悩んでいるなら、コミュニケーションの目的・目標を明確にしましょう。

目標があると、人は会話できるからです。

コミュ障だった私でも、無理なく話しかけられた場面がありました。それは掃除当番。ホウキをやるのか、塵取りをやるのか、机を運ぶのかなどと役割を決める必要があったからです。

このように「役割を決めるため相談する必要がある」という目的があれば、話しかけるハードルがグッと下がります。(もちろん、それでも緊張はしました)

このように「この会話はなんのための会話なのか?」を考えれば、何気ない会話が有意義なものになり、自分から話しかけることすら苦ではなくなります。

基本的に「相手と仲良くなる (信頼関係を築く)」をコミュニケーションの目標にすれば問題ありません。詳しくは「コミュニケーションの目的の重要性」をご覧ください。

また、掃除当番のような「話す必要性が生まれるきっかけ」を知りたい人は「3つの会話のきっかけ」をぜひチェックしてください。

コミュニケーションへの苦手を根本的に克服する方法

次に、コミュニケーションへの苦手意識を長期的・根本的に解決する方法を紹介します。

まず、すぐさまコミュニケーションへの苦手意識が治る、そんな魔法のようなテクニックやマインドセットはありません。

いくら「相手の話を聞こう」「人の目を気にしないで過ごそう」などと言われて実践しても、その場限りの解決にしかならず、いつかは苦手意識がまた生まれるからです。

そこで根本的にコミュニケーションへの苦手意識を克服する2つの方法を紹介します。

会話への苦手意識を根本的に解決する2つの方法
  • 自己肯定感を高める
  • 人から好かれる話し方を身につける

自己肯定感高める

コミュニケーションに対する苦手意識を根本から解決する近道は、自己肯定感を高めることです。

なぜなら、自己肯定感を高めれば相手の目が気にならなくなるから。人の目が気にならなくなると、コミュニケーションの悩みがほとんどが解決します。

私も自己肯定感がグンと伸びた時期があったのですが、その前後で「人の目を気にする瞬間」がかなり少なくなり、肩の力を抜いてコミュニケーションができるようになりました。

このように、自己肯定感を上げれば相手の目が気にならなくなり、いい意味でコミュニケーションに適当になれます。

自己肯定感のあげ方については、「自己肯定感の教科書」が役立ちます。オリエンタルラジオの中田敦彦さんが紹介している動画がよくまとまっているので、ぜひご覧ください。

人から好かれる話し方を身につける

自己肯定感を高めただけでも、コミュニケーションへの苦手意識はかなり改善されます。

一方で、あなた自身のコミュニケーション能力を高めることも同じくらい大切です。

人から好かれるコミュニケーション能力の鍛え方」では、コミュ障でも無理なくコミュニケーション能力を高めるための15ステップを解説しています。

自然と人から好かれるコミュニケーション能力を鍛えたい人は、ぜひチェックしてください。

コミュニケーションの苦手意識を克服したい人によくあるQ&A

Q&A

ここでは、コミュニケーション が苦手な人によくある疑問や解決方法を紹介しています。

「あ、自分かも」と思うものがあったら、ぜひチェックしてください。

よくあるQ&A
  • 仲の良い人とは会話が盛り上がる。ただ、それ以外と会話が続かない...
  • 共感力を高めたい。

仲の良い人とは会話が盛り上がる。ただ、それ以外と会話が続かない...

「仲の良い人としか話が弾まない。初対面、顔見知りにはめっぽう弱い」という人、安心してください。

仲良い人と話せるなら、基礎的なコミュ力は備わっているからです。

私もまったく同じで、仲良くなるのに時間がかかるものの、仲良くなってからはそこそこ普通に話せるコミュ障でした。

しかし「話せている」と思い込んでいるのは自分だけで、相手が「今後も付き合っていきたい」と思っているかは注意が必要です。

友達から「あのころはちょっと敬遠していた」と、告白された時は多少なりともショックでした。

ただ安心してください。人に好かれる話し方を身につければ、初対面の人とも仲良くやっていけますし、仲の良い友達とも自然と話せるようになるはずです。

コミュ障の直し方15ステップ」では、自然と人が集まるようなコミュニケーション能力を鍛えられるので、ぜひチェックしてください!

共感力を高めたい

「相手の気持ちがわからない」「共感力がない」人は、共感力を高めるための本をオススメします。

まず1つ目は小説。あなたのお気に入りの小説ならなんでもOKです。特に人物の気持ちが揺れ動く小説、例えば青春群像劇などはオススメ。

一方で小説は、何十冊も読まないと共感力が上がらない問題点や、共感とはどんなものか?が明確には明らかにならない問題点があります。

そこで2つ目にオススメするのが「会話が途切れない!話し方66のルール (私のレビューにとびます)」

この本は読むだけで、感覚的に共感力が身に付くからです。その理由もレビューに書いてあるので、ぜひチェックしてください。

「会話が途切れない!話し方66のルール」の漫画版はKindle (Kindleで読めるコミュニケーション本の紹介記事に飛びます)で無料で読めるたりするので、ぜひチェックしてください。

コミュニケーションが苦手なら原因を知って対策を!

本記事では、コミュニケーションが苦手な人の原因とその克服方法について解説しました。

  1. コミュニケーションが苦手な原因と克服する4つの方法
    • 相手にどう思われているかを気にしすぎ
    • 人が不快になる話し方
    • 国語力の不足
    • コミュニケーションの目的を意識してない
  2. コミュニケーションへの苦手を根本的に克服する方法
    • 自己肯定感を高める
    • 人から好かれる話し方を身につける

自己肯定感を高めたり、人から好かれる話し方を身につける方法を実践すれば、誰とでも話せる自信と、一生もののコミュニケーションスキルが身につきます。

人から好かれる話し方は「自然と愛されるようになる!コミュ障の治し方15ステップ」をぜひチェックして下さい。

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