- 塾講師ってコミュ障でもできる?
- 塾講師をやればコミュ力は上がる?
こんな悩みを解決できます!
筆者は教員免許保持(理科)しており、元コミュ障で塾講師5年(集団2年、個別5年)の経験があります。
この記事では、コミュ障に塾講師をオススメする理由を解説します。
この記事を読み終えると、コミュ障でも塾講師を務められることが理解でき、コミュニケーション能力の鍛え方まで分かるようになります!
コミュ障にこそ塾講師をオススメする3つの理由
コミュ障に塾講師をオススメする理由は3つあります。
コミュ障にこそ塾講師をすすめる3つの理由
- 塾講師にコミュ力は不要だから
- 長い時間をかけられるから
- 塾講師に求められるのは聞く力だから
塾講師にコミュ力は不要
コミュ障でも塾講師ができる1つ目の理由は、実は塾講師の仕事にコミュ力はあまり重要ではないから。
これはメインの仕事が勉強を教えることだからです。
例えば、数学ならば「なぜその解答になるのかを解説する」
英語ならば「なぜ穴抜きにその単語が入るのかを解説する」
このように、塾講師と生徒の会話では、話題がすでに決まっています。
だから、雑談に求められるようなコミュ力がなくても、十分に塾講師として仕事ができます。
長い時間をかけて生徒と向き合える
あなたも「生徒と仲良くなれなかったらどうしよう」と漠然と不安になっていませんか?
しかし一対一の個別指導の場合、たとえコミュ障でも生徒と仲良くなることは難しくありません。
なぜなら、おなじ生徒を担当し続けることになるからです。
コミュ障のあなたでも、長く時間をかければ仲良くなれた人が1人くらいはいますよね?その人とは難なく会話ができると思います。
例えば、中学や高校から付き合いのある友人が1人はいるのではないでしょうか?
すなわちコミュ障であっても、時間さえあれば打ち解けることは不可能ではありません。
個別指導なら1人の生徒と長く時間をかけて付き合っていくので、コミュ障であっても仲良くなれます。
塾講師に求められるのは聞く力
コミュ障であっても、相手の話を聞けるなら塾講師に向いています。
なぜなら、何気ない会話から生徒の悩みやストレスを聞き取ることも塾講師の仕事だから。
塾講師は生徒と年齢が近いので、先生や親には言えないような悩みなどを聞く場面も多々あり、重大な悩みやいじめなどを解決するための大切な情報になります。
そんな時に必要になるのが、相手の話を聞く力です。
「聞く力なんてないから、塾講師諦めよう」と思う必要もありません。聞く力はすぐにトレーニングできるからです。
元コミュ障の私が、コミュニケーションテクニックをまとめた「自然と愛されるようになる!コミュ障の治し方15ステップ」をチェックすれば、聞く力は簡単に身につきますよ!
塾講師をしながらコミュ障を治す方法
塾講師をしていればコミュ力は自然に上がる...というのは半分本当で半分嘘です。
確かに人前で話すことに抵抗がなくなりますが、根本的なコミュ障の解決にはなりません。
なぜなら今のままたくさん会話をしても、会話を構成する「聞く力」「話す力」はスキルアップしないからです。
そこで塾講師をしながら、以下の順番で会話力を鍛えることがオススメです
- 相手の話を聞くためのテクニックを学ぶ
- 授業開始の5分で実践する
相手の話を聞くためのテクニックを学ぶ
まずは、コミュニケーションを続けるための具体的なテクニックを学びます。
「聞く力」は塾講師に必要なだけでなく、コミュ障を治すために最初に学ぶことをオススメしているテクニックです。
その理由や具体的なテクニックを知りたい人は「コミュ力を上げる3つの心構えと即戦力スキル6選」をご覧ください。
授業開始の5分で実践する
次に、学んだ会話テクニックを、授業開始の2~5分くらいで実践してみましょう。
この絶妙に短い時間が、コミュ障にとってはちょうど良い雑談トレーニングになります。
私の場合、この雑談の時間が、本やネットで学んだコミュニケーションの知識を実践する素晴らしい機会でした。
話が尽きたら”勉強”という本題に移ればいいだけなので、沈黙が訪れることもありません。
このように、勉強という名の逃げ道をキープしつつ、短い雑談ができる塾講師は、コミュ障がコミュ力を上げるのにとても適した環境です。
雑談なんて無駄なことしていいの?と思うかもしれません。しかし、雑談することで信頼関係が築けるので、「この先生の授業だったら聞いてあげようかな」と思ってもらえるようになります。勉強が苦手な生徒こそ、雑談で信頼関係を築くことが、授業を聞いてもらうための近道だったりするんです。
塾講師をしながらコミュ障を克服しよう!
この記事では、コミュ障に塾講師をオススメする理由をまとめました。
- コミュ力がなくても塾講師は務まる
- 長い時間をかけて仲良くなれる
- 塾講師に求められるのは聞く力
塾講師は「勉強という話題」を抱えながら「短かな雑談ができる」環境があります。
その環境を使って、本や私が紹介するコミュニケーションUP法を実践できれば、コミュ力は大きく飛躍します。
子どもとの会話は最初は戸惑います。しかし、慣れてきたころには、あなたはどんな人とも話せるコミュ力おばけになっているはずです。
「なにから学べばいいんだろう...」と思っている人は、私がコミュ障を治した経験に基づいた「自然と愛されるコミュニケーション能力の鍛え方!全15ステップ」をぜひチェックしてください!