会話がすぐに終わって気まずい
会話が続かない、嫌われてる?
会話が続かなくても仲良くなれる?
この記事では、そんな悩みを解決できます。
なぜなら、私がコミュ障を克服した経験をもとに、会話が続かない原因や、その克服方法を解説するからです!
そこで今回は、会話が続かない人の5つの原因と克服方法を解説します。また最後に、会話を無理して続ける必要がない理由についても解説しています!
この記事を読み終えると、会話が続かない原因が分かり、会話を続ける方法がわかるようになります!
会話が続かない人の原因
会話が続かない人の原因は5つあります。人によっては複数当てはまると思います。
人に嫌われる話し方
会話が続かない人の1つ目の原因として、相手の気分を害する話し方をしている可能性があります。
以下の6つの話し方に当てはまるなら要注意
- 否定語を使う人
- 相手の話を奪う人
- 話をまとめようとする人
- マウントを取る人
- ありがとう・ごめんなさいが言えない人
- 人の悪口を言う人
これらの話し方をされると、相手の会話へのモチベーションがガクッと下がるので、会話が続かなくなります。
上記6つの話し方がなぜ嫌われるかを知りたい人は、嫌われる2つの特徴も合わせて紹介した「嫌われる人の8つの特徴。人が集まる話し方も紹介」をぜひチェックしてください。
会話の目的を知らない
2つ目に、会話の目的を意識できていないと会話が続かない原因になります。
なぜなら目的を明確にしないと「何を話したらいいのか分からなくなる」から。
極端な例えになりますが、「英語を勉強してください」と言われたら困りませんか?
英単語を覚えればいいのか、あるいは文法なのか、はたまた英会話が上手くなって欲しいのかもしれません。
しかし「TOEIC600点を目標に英語を勉強してください」と言われたら、600点取れるだけの英単語帳を使って、600点を取れる参考書を買うはずです。
このように明確な目標があると、何を勉強すべきなのかが明確になります。
会話でも同じで「何を話したらいいのか分からない」人は、会話の目標を明確にしていない可能性が高いです。
会話の目標については「具体的な会話の目標」をぜひチェックしてください。
聞く力がない
会話が続かない人の3つ目の原因として、シンプルに聞く力が不足している可能性もあります。
なぜなら、相手からの反応が薄いと話し手は不安になるからです。
私は教育実習でこれを経験しました。どんなに頑張って説明しても、うんともスンとも言わない生徒を前にすると、「伝わってるのかな..?」「聞いてる…?」といった不安や「どうせ言っても伝わらないか」などの無力感すら感じ始めます。
このように、反応が薄く不安にさせてくる人とは話したくないのが人情。
そのためあなたの聞く力が不足していると、相手は話したくなくなるので会話は続かなくなります。
面白い話をしないといけない、という勘違い
会話が続かない人によくある勘違いが「面白い話をしないといけない」といった思い込みです。
実は雑談で大事なのは、面白い話をしたかどうかではなく、相手にとってメリットがあるかどうかだから。
私は面白い話どころか、話すことすら得意ではありません。理系研究者かつ根がオタクなので、情報を伝えるくらいしかできないんです。
しかし、「役立つ情報を伝える」「相手の話を聞いてあげる」「一言で完結するボケを用意しておく」など、コミュ障でも無理のない形で相手にメリットを提供できることに気づき、磨いてきました。だからコミュニケーションが成立します。
このように会話では、面白い話が求められているのではありません。笑顔になる、役立つ情報を聞けるなど、相手にとってメリットがあるかが重要なんです。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低いのは、会話が続かない最大の原因です。
なぜなら「嫌われているかも」「つまらないと思われたかも」といった心配は、低い自己肯定感によって生み出されるからです。
私も自己肯定感が低い時は、相手にどう思われているかが気になって、会話をした後に反省会を開くのが日課でした。
「なんであんな言い方したのだろう、あの言葉はなんて思われたかな」と毎度のように考えていたんですね。
しかし自己肯定感が上がると、良くも悪くも相手にどう思われているかが気にならなくなりました。
さらに自己肯定感が高まると「自分のことを話す」にも抵抗が無くなるので、会話が続くようになります。
このように会話が続かない人は、自己肯定感を高めれば会話上手になれます。
「自己肯定感の高め方とオススメの動画」をチェックして、自己肯定感を高めるヒントにしてください!
最後に「会話が続かない原因は分かったけど、じゃあどうすればいいの?」という人にむけて、トレーニング方法をお伝えします。
会話が続かない人にオススメのトレーニング法
私は上で紹介した"会話が続かない原因"のいくつかに当てはまっていましたが、コミュ障を治せました。
その私が実践した方法を解説している「自然と愛されるようになる!コミュ障の治し方15ステップ」では、あなたの会話レベルに合わせてテクニックを紹介しているので、誰でも無理なく人に好かれるコミュニケーション能力を身につけられる記事になっています!ぜひチェックしてください!
会話が続かない人が焦る必要のない理由
最後に、焦って会話を続けようとしなくて良い理由を2つ紹介します。
私はコミュ障ながら、会話が続けられるようになりましたが「会話は長ければ長いほど良い」とは一切思いません。
私も最初はその考えでしたし、多少の会話力は必要です。しかし次の2つの理由から、会話を長く続けることだけが正義ではないと考えています。
口数が少なくても人間関係は築ける
もし会話を続けたい理由が「人と仲良くなりたい」であるなら、無理して会話を続ける必要はありません。
なぜなら、会話を続ける力と仲良くなる力は別物だからです。
私には口数の少ない友達がいます。コミュ障だと自称していて、実際に話すと会話が途切れることが多いです。しかし、不思議とみんなから好かれているんですよね。
この例からも分かるように、人と仲良くなる力と会話が続く力は別物です。
とはいえ、仲良くなるためには最低限の会話力は必要です。口数の少ない友達も、人と仲良くなれる話し方を実践しているからこそ、みんなから好かれているんですね。
「コミュ障を治す15ステップ」では、人と仲良くなるための会話術を紹介しているので、ぜひチェックしてください!
沈黙のポジティブな効果
また「沈黙は金、雄弁は銀」と言うように「沈黙のポジティブな効果」を知らない人が多いです。
実際、沈黙の効果を調べたいくつかの研究では、沈黙に対する人の捉え方は4つ以上あると考えられています。
例えば、沈黙への捉え方のひとつに「考えを整理する時間。休憩時間。安心する」といった、沈黙をポジティブに捉える考えがあります。
また精神的な医療現場では、沈黙をあえて取り入れます。その沈黙を破る一言目が患者のホンネや、確信に迫るような重要なものになる、という考え方があるからだそう。
つまり沈黙は、相手が自分の考えを整理したり、気持ちを整理するために必要な会話テクニックなんですね。
私も言いづらい本音を話す際は、話すタイミングを探すために沈黙してしまう時が多いです。そんな時、沈黙があると気持ちを整理できます。
このように沈黙中は、相手は頭の中を整理しているかもしれませんし、話しづらいホンネを話すチャンスを伺っているかもしれません。
だから「沈黙を無くそう」という目的自体がナンセンスなんだと思います。
このように沈黙=有意義なものであり、会話テクニックとして活用する意識が大切になります。
会話が続かない人によくあるQ&A
ここでは、会話が続かない人によくある質問と回答をまとめました。
相手に興味が湧かない
むかし「相手に興味が湧かなくて会話が続かない人はどうしたらいいですか?」と質問を受けました。
先ほどの話につながりますが、会話が続かないのは悪いことではありません。
しかし質問者が悩んでいたのは、会話が続かない結果として人間関係にトラブルを抱えていたからでした。
この場合、会話が続かなくてトラブルが生じているのではなく、数少ない会話の中で相手を不快にしている可能性があります。
実際に質問者は、話を聞いたあとに「それで?」とか「だから?」など、相手を不快にするあいづちをしていました。
このように、相手に興味が湧かないことも、会話が続かないことも別に悪くはありません。
しかし、数少ない会話の中で、相手を不快にする会話をしてしまえば、人間関係のトラブルが生まれます。
相手に興味がないのは自分の問題です。しかし、その問題を抱えていても相手を不快にしない話し方はできます。
「相手を不快にする話し方8選」や、相手に気持ちよく話してもらうための「傾聴テクニック6選」で、相手を思いやるコミュニケーション方法をぜひチェックしてください。
話したい・関わりたいと思ってもらいたい
「話したい」「関わりたい」と思ってもらえたら、めちゃくちゃ嬉しいですよね?
そのような好かれる人になるには、相手にどんなメリットを提供できるかを考えるのが大切です。
メリットなんて言うと堅苦しいですが、人に好かれる人は必ず何かしらのメリットを振りまいています。
例えば、面白い話をしてみんなを笑わせる、いつも話を聞いてくれる、かっこいい・かわいい人と話せる、役立つ話を聞ける、独特な世界観をもっていて面白いなど。
私はまだオタクに対する偏見があったころ、アニメにどハマりしていました。しかし周りの目を気にしない私は、クリアファイルから落書きまで、オタク趣味をクラスでも大っぴらにしていたんですよね。
当時としては独特な世界観を持っていた私なので、興味半分で話しかけてもらっていました。
このように、コミュニケーションを通じて相手にとってメリットを提供できれば、自然と人が集まるようになります。
なお会話を学んでからは「役立つ話を聞ける」「話を聞いてもらえる」ポジションになり、たくさんの人から話しかけられるようになりました。オタク趣味よりも万人受けするメリットだからだと思います。
会話が続く相手と続かない相手がいる
「ある人とは会話ができるのに、またある人とは会話がもりあがらない」のはよくある悩み。
どんな人ともうまく会話ができる人の方が少ないくらいなので、気にする必要はありません。
とはいえ、できるだけみんなと会話が続けられるようになりたい気持ちもわかります。
実は、多くの人と問題なく会話ができるレベルになるのはそう難しくはありません。
傾聴力さえ身につければ、どんな相手ともそれなりに会話を続けられるからです。
傾聴する大切さや、具体的なテクニックは「傾聴テクニック6選」をぜひチェックしてください。
会話が続かない人は焦らずに原因と対策を行おう
本記事では、会話が続かない原因や、会話を無理に続ける必要がないといったことまで述べてきました。
- 会話が続かない人の原因
- 人に嫌われる話し方
- 会話の目的を知らない
- 聞く力がない
- 面白い話をしないといけない、という勘違い
- 自己肯定感が低い
- 会話が続かない人が焦る必要のない理由
- 口数が少なくても人間関係は築ける
- 沈黙のポジティブな効果
このように会話が続かない原因はありますが、会話が続かないことは悪くはありません。
とはいえ、やっぱりコミュニケーション能力を高めて、会話を楽しみたいという人もいると思います。
そんな人には、コミュ障を治した私の経験に基づいて、会話上手になるための15ステップを解説した「自然と愛されるようになる!コミュ障の治し方」をぜひオススメします。