- 会話のキャッチボールができない
- 会話のキャッチボールができるようになりたい
- コミュ障を治したい
この記事では、そんな悩みを解決できます。
なぜなら元コミュ障ながら、余裕で5時間は会話できるようになった私が、会話のキャッチボールができない理由を解説するからです。
今回は、会話のキャッチボールができない人の特徴と解決策を紹介します。
この記事を読み終えると、誰とでも楽しく会話する方法が分かるようになりますよ!
会話のキャッチボールができるメリット
会話のキャッチボールができるようになると、プライベート・仕事の両方でメリットがあります。
嫌われているかを確かめる2つの方法
- プライベート
誰とでも仲良くなれるチャンスができる - 仕事編
失敗を許してもらえる
誰とでも仲良くなれるチャンスができる
会話のキャッチボールができるようになると、仲良くしたい人と仲良くなれるチャンスが生まれます。
なぜなら、会話してやっと仲良くなれるかどうかの土俵に立てるから。
プライベートで遊びに行くような友達を思い出してください。
もれなく、会話を通じてお互いを理解しているはずです。会話をなしに友達の関係にはなれなかったでしょう。
もちろん、会話をしてみて「仲良くなれないな」と思うことはあります。しかし、会話しなければそれすら分かりません。
このように、会話のキャッチボールは互いの理解を深める唯一の手段です。そのため会話力を磨けば、人と仲良くなれる可能性がグンとアップします。
キャッチボールのできるメリット
ステキな出会いがあったとき、友達や恋人に発展させられる。(同性異性問わない)
正しく会話をコントロールできるから、「嫌われてたかも」といった不安から解放される
誰とでも友達になれる自信がつくから、マッチングアプリやサークルなどの新しい環境に飛び込む躊躇いがなくなる
失敗を許してもらえる
会話のキャッチボールによって信頼関係を築けるようになると、失敗を許してもらえるようになります。
なぜなら、仲の良い人の失敗は許されやすいからです。
お気に入りのエピソードを紹介します。
雑談力が上がる話し方-30秒でうちとける会話のルール- 一部改訂
我が家では、小さな犬を飼っていて、人が訪ねてくるのを玄関先で待ち構えています。しかし、配達などの仕事で訪れた人は、ほとんどの場合、その犬を無視してしまいます。 (中略)ところがその中で、年配の郵便配達のおじさんはだけは、犬の名前も覚えてくれて、配達に来ると必ず「今日も元気だねぇ」などとあやして、犬と会話してくれます。(中略)その郵便配達のおじさんは、”ただ郵便物を運んでくる人”ではなく、”感じのいい犬好きのおじさん”になる。(中略)すると、そのおじさんが、仕事上で何かの拍子にミスをしても許されてしまう。雑談で打ち解けた関係ができているために、少々の失敗は気にしないという状況になるのです。
会話で仲良くなっておけば"感じの良い人"と評価されて、すこしの失敗には目を瞑ってもらえるというエピソードです。
このように会話で仲良くなっておけば、もし失敗があってもダメージを最小限に抑えられます。
会話のキャッチボールができない人の特徴
会話のキャッチボールができない人の特徴はたくさんありますが、大きく分類すると下記の2つです。
会話のキャッチボールができない人の特徴
- 相手から話したくないと思われている
- 話したいとは思われているが、傾聴力がない
相手から話したくないと思われている
「話したくない」と思われていれば、当然ながら会話のキャッチボールは成立しません。
だから「話したい」と思われていることが大前提になります。
「話したくない」と思われる特徴は下記の通り。
こんな話し方をしてたら注意!
- 印象
1. 笑顔や目線
2. 清潔感 - 話し方
1. 否定ばかり
2. 話したがり
3. マウントをとる
4. 悪口をいう
いくら「話術」や「傾聴力」があっても、上記の特徴があると相手はキャッチボールをしてくれません。
大切なのでもう一度、いくら「話術」や「傾聴力」があっても上記の特徴があると相手にされません。
「傾聴力」とは相手の話に相槌を打ったり、上手に質問する能力のこと。トレーニング方法は後で紹介
もしあなたが、これらの特徴を持っていそうなら「嫌われる人の7つの特徴と治し方」をぜひチェックしてください。
話したいとは思われているけど...
「話をしたい」「話をしてもいいかな」と思われても傾聴力がないとキャッチボールは続きません。
「相手が気持ちよく話せる」ことがキャッチボールが続く条件だからです。
会話力は「1.話術、2.傾聴力」の視点から、ざっくり4つのタイプに分類できます。
あなたのタイプを見極め、あなたの弱点を知りましょう。
会話の4タイプ
- 話すのが苦手。傾聴力もない。
- 話すのが苦手。傾聴力はある。
- 話すのが得意。傾聴力はない。
- 話すのが得意。傾聴力もある。
それぞれ説明していきますね。
話すのが苦手。傾聴力もない。
会話のキャッチボールができない人。
自分は話せない。かといって、相手が話してくれても上手に相づちできない。
典型的なコミュ障タイプです。(( ´꒳`*)人(*´꒳`)ナカーマ)
話すのが苦手。傾聴力はある。
会話のキャッチボールはできる人。しかし典型的な「良い人止まり」タイプ。
私がマッチングアプリをはじめたばかりのころ、女の子の話を聞くことだけに徹したことがあります。
その結果、下された判決は「つまらない人」。今思い出しても辛さしかありません...。
このタイプは、話術を磨けばもっと楽しく会話ができます。
話すのが得意。傾聴力はない。
意外かもしれませんが、会話のキャッチボールができない人。
自分は喋り続けているので、キャッチボールができているように見えます。
しかし相手の話に相槌できないため、キャッチボールとは言えません。
明石家さんまさんのように、ずーーーっと面白い話ができる人だけは例外。
話すのが得意。傾聴力もある。
会話のキャッチボールができる人。うまく会話すればヒエラルキートップになれます。
「自然と愛されるようになる!コミュ障の治し方15ステップ」が、さらなるコミュ力アップに役立てばと思います。
会話のキャッチボールができない人の原因と対策
ここまでの話をまとめると、会話のキャッチボールができない人の原因は大きく3つに分けられます。
会話のキャッチボールのできない人の3タイプ
- 「話したくない」と思われる特徴がある
- 傾聴力がない
- 話術がない
「話したくない」特徴があるから
「1.清潔感がない 2.相手を不快にする話し方」は会話のキャッチボールができる・できないの土俵にも立てません。
そこがクリアできてはじめて話術や傾聴力を磨く意味が出てきます。
「嫌われる人の7つの特徴と治し方」をすぐチェックしてください。
傾聴力がないから
1つ前で説明したように、話術があってもなくても傾聴力がないと会話のキャッチボールができません。
相手の話を上手に受け止められないからです。
ミットなしに野球ボールを受け止めるようなもの。骨が折れます。
傾聴力の鍛え方は「傾聴テクニック6選」をぜひチェックしてください。
話術がないから
傾聴力さえあれば、会話のキャッチボールはできます。だからまずは傾聴力を磨くこと (超大事)。
傾聴ができて「もっと会話を楽しみたいなぁ」と思いはじめたら話術を磨きましょう。
話術の磨き方については別記事「笑いを生み出す話術。すべらない話を全話分析した実体験(準備中)」をぜひチェックしてください。
会話のキャッチボールができない人向けQ&A
最後にQ&Aです。あなたにあてはまる疑問があったらぜひチェックしてください。
会話のキャッチボールに関するQ&A
- 会話の機会がない人はどうすれば?
- 沈黙が怖い人はどうしたら良いですか?
- 会話で相手が不機嫌なっている気がする
- 他愛のない会話が苦手…
沈黙が怖い人はどうしたら?
会話をしている以上、沈黙はどうしても訪れます。
しかし、沈黙は好機。と捉える会話テクニックがあったりもします。
なぜなら、沈黙をポジティブに捉える人種がいたり、沈黙のあとに発せられる言葉が大切な内容だったりするという研究があるからです。
詳細は「沈黙の活用方法(*準備中)」をチェックしてください!
会話の機会がない人はどうすれば?
「そもそも会話の機会がないから会話下手なんだ」って悩みはたくさん届きます。
私自身、会話の機会が1日1回あれば良いような大学時代を過ごしていました。
そこで私は、会話をしなくてもよい2つコミュニケーション練習法を実践していました。
会話をしないコミュニケーション
- LINEで会話のキャッチボールをする
- 他人の会話を観察する
LINEで会話のキャッチボールをする
会話の機会がない人は、LINEで会話テクニックを実践しましょう。
LINEなら会話の機会を強引に作れるからです。
たとえば私は、長く連絡してなかった友人に、適当な理由をつけて連絡しまくりました。
なかでも「似ている人を見かけたんだけど〇〇駅いる??」は、めちゃくちゃ使えます。
実際に見かけてなくても構いません。なんなら駅にすらいなくても良いです。その嘘はだれも傷つけません。
このように、LINEであれば会話の機会を強引に作り出せます。
千里の道も百歩から。まずは文章で良いので、ゆっくり会話テクニックを使うことに慣れましょう。
他人の会話を観察する
気軽にLINEするような人もいない、そんな人の最終手段は他の人の会話を観察してみてください。
実際の会話で、テクニックがどのように使われているかを知れるからです。
例えば私は、通学中の電車で聞こえてくる会話を観察・分析していました。
複雑な会話テクニックはめったにお目にかかれませんが、次のような頻出テクニックはよく耳にします。
よく耳にする会話テクニック
- おうむ返し
- あいづちの「さしすせそ」
- 共感
※「相手が楽しく話し出す傾聴テクニック」で紹介しています。
「いまこんな会話テクニックが使われたな。」「私だったらこんなテクニックを使うな」といった具合に会話を観察・分析してみてください。
人は思い出す過程で記憶が定着するので、他人の会話を分析するだけでよい勉強になります。
このように会話のチャンスがない人は、人の会話を観察するのがオススメです。
他愛のない会話が苦手…
他愛のない雑談が苦手でしょうか?
もしそうなら、雑談の目的をはっきりさせることをオススメします。
目的がはっきりすれば何を話すべきかがわかるからです。
例えば、雑談の目的は信頼関係を築くことです。
だから人によっては、「最近の経済状況」より「相手の趣味」をテーマにすると良い場合があります。
とはいえ、会話の目的は「仲良くなる」から「ビジネスで有利な信頼関係を作る」などと千差万別。
雑談・デート・友人と・取引先などと、シーンによって会話の目的は変わります。
だから、会話上手になりたい理由をよく考えましょう。
ビジネスに活かしたいならビジネスマンの雑談術を。聞き上手になりたいなら、カウンセラーの会話術を。恋愛上手になりたいなら盛り上がる会話術を。このように、それぞれ学び方が違ってきます。
どんな会話上手になりたいかイメージできたら、「コミュニケーション能力を高める本を元コミュ障が7つに厳選」をぜひチェックしてください。
どんな会話術が身につくか、を私の実体験をもとにご紹介するので、あなたの目的にあった本をご紹介できます。
相手が不機嫌なってる気がする時は?
相手が不機嫌なら、いちど会話から撤退するのが吉。
あなたとの会話にネガティブな印象を持たれてしまうからです。
相手が本当にあなたとの会話に不機嫌さを感じているのかは、メンタリストDaiGoさんの人の観察法が参考になります。
その観察法をまとめた「コミュニケーションに潜む「会話がつまらないサイン」[会話の心理学]」をぜひチェックしてください。
会話のキャッチボールができない人は、原因の分析とタイプ別の対策をしよう
本記事では、会話のキャッチボールができない人の原因と解決法を紹介しました。
- 「話したくない」と思われる言動を避ける
- 傾聴力、つぎに話術を磨く
オススメの本を「元コミュ障が選ぶコミュニケーション力を上げる本7選」で紹介しているので、ぜひチェックしてください。